【ケーススタディ】派遣会社の契約書はどこまで有効?

【ケーススタディ】派遣会社の契約書はどこまで有効?

派遣社員Aさんの現状は以下のとおり。

7月中旬から10月末までの契約の派遣先の仕事が、
派遣先の業績不振により8月末で終了となった。
終了の申し入れがあったのは8月1日。

その後8月中に派遣会社からの仕事の紹介もあったが、
たまたま他の派遣会社からの紹介と時期が重なってしまったため
顔合わせまではこぎつけられず、
現状まだ次の仕事が決まっていない。

そんな中、派遣先の営業マンに呼び出され、
「契約期間短縮同意書」なるものにサインと印鑑を押すように
言われる。

「この派遣先に行くのはこの期間で終わりました」という書類であって
派遣会社と私との契約がなくなるわけではない、というのがその時の説明。
そこで深く考えずにサイン、捺印して渡しましまう。
別途8月末までの期間となった契約書が郵送されるはずなので、
それにサイン、捺印をして返送してくれ、との事。

帰宅後なんとなく不安になり、
ネットや労働局で調べたみると
今回のケースついては休業補償の請求が派遣会社にできるよう。

8月末までの期間に訂正された契約書はまだ届いていないが、
それにサインをして返送しなかったとしても、
同意書にサインをしている時点で
休業補償は請求できないのか?

派遣の営業マンも同意書にサインした段階で、
「これで当社との契約が8月末で終わったわけではない」という事も言っていて、
騙された気分。

【カウンセリング

サインをしたのは同意書
契約書にサインをしていないなら
休業補償(正しくは休業手当)の請求はできるでしょう。
すぐに派遣会社に苦情を!!

冷静に考えて派遣会社の営業マンに騙されてしまっているようです。

本来ならば、次の仕事が見つからない場合、
最大10月末までの休業手当
支払う義務が派遣会社にあります。
それを回避するために同意書にサインを求めてきたのでしょう。

★★派遣会社に対して必ずしも懐疑的になる必要はありませんが、
  派遣会社の営業マンといっても法的にしっかりとした
  知識を有していないことも多く、また、知ってても
  社としての利益を優先するあまり派遣社員に伝えるべき点を
  隠すこともあります。
  自身の身は自身で守るしかありません。
  ネットや書籍で派遣社員の権利・責任等、できる範囲で
  勉強しておくことも必要です。



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2006年派遣でもっとも人気の高かった職種は?

2006年派遣でもっとも人気の高かった職種は?

ズバリ’一般事務’です(都内平均時給1,518円)。
2位が’営業事務’で都内の平均時給は1,561円。
求人数も多く、基礎的なパソコンスキルがあれば挑戦できる点でも
根強い人気となっています。
ここ3ヶ月で確実に人気が上がってきたのは3位のOA事務
OA事務はOA操作が仕事の中心で、
より高度なパソコンスキル(データベースやマクロ等)が
求められる場合もあり、比較的高い時給設定ですね。
OA操作に自信のある人や、スキルアップに積極的な人に向いています。

派遣=’即戦力’という見方が強いですが、
自分が挑戦してみたいポジションが明確で、かつ、そのポジションに
つくには何と何が自分に足りない、というのがハッキリ認識
できていれば、第一希望でなくても、
足りない分を鍛えられるポジションにまずついて、
ステップアップして、
その後に当初つきたかったポジションに挑戦する
という’ワンクッション’戦略もありですよ。

こんなこと言ったら派遣会社から怒られるかもしれませんが、
大体、派遣の契約期間て3ヶ月ごとですよね。
3ヶ月、それでも足りない場合は6ヶ月みっちり自分の弱い部分を
鍛えればそうとうパワーアップしますよ。
でもって契約期間の満了とともに本来つきたかった
ポジションにアプライすればいいんじゃないかなぁ〜、なんて
ボクは思ってるんですけどね(^ー゜)ノ

【ケーススタディ】 どちらの派遣会社を選択する?

【ケーススタディ】 どちらの派遣会社を選択する


初めて派遣社員で働こうとしているAさん。
今までは正社員でした。
今、派遣会社2社から仕事の紹介を受けています。

A社は大手の派遣会社で担当の方はとても親切で対応がよく
交通費も全額でます。
しかし、派遣先はとても小さな会社です。

B社は派遣会社としては大手ではなく、担当の方の対応もあまり良くありません。
登録の時もPCのテストもなく10分で終わりました。
しかし派遣先がかなり大きな会社です。
交通費は時給を下げる変わりに1部出るとのこと。

派遣が初めてでもあり大手で働きたいとも思うけれど・・・
月給を計算すると、大手の方が月2〜3万少なくなってしまいます。

どちらを選択すれば良いでしょう?


というケースですが、、、
認識してください。
派遣先が大手であろろうが、中小企業 であろうが、
Aさんの雇用主は派遣会社である、ということです。

派遣先はただ働く職場であって
お給料をもらうのは派遣会社からです


したがって、雇用主である派遣会社が誠実で信頼できる方を選ぶことが
ベストな選択です。

といってもやはり悩みますよね(^^;)  

時給アップのタイミングA

時給アップのタイミングA

さて、時給アップのタイミング第2回です。
今回は2つのポイントをご紹介します。

■ポイント
クライアントから高い評価をいただいたとき

クライアントから派遣会社(あなた)に良い評価を得たときは時給アップのチャンス!!
派遣会社への評価は、スタッフの耳には中々入ってこないかもしれませんが、
良い評価が続くと派遣会社側も、
応援してあげたいなと言う気持ちになりますよね。

■ポイント
資格を取得した時

スタッフが資格を取得してスキルアップすることは高い評価につながります。
スキルアップすることでレベルの高いお仕事を
任せられたりするわけですから
当然と言えば当然ですよね。
紹介されたお仕事がスタートした後でも
新しい資格を取得したら必ず派遣会社に連絡しましょう。
継続中のお仕事の契約期間中は難しいかもしれませんが、
契約更新の際や、別の契約をする時に武器になります。

【ケーススタディ】退職届は必要か?

【ケーススタディ】退職届は必要か?

【ケーススタディ】退職届は必要か?


派遣先になじめずやっていいける自信がなくなり、
契約期間満了以前に辞める事になってしまったAさん。
派遣会社から退職届を提出するように言われました。
退職届は提出しなければならないのでしょうか?
また、どのように書いたらよいのかわかりません。


やめる時に退職届けを提出しなければならないかどうかについては
派遣会社によってまちまちのようですが、
基本的に派遣会社は退職届けを派遣社員に提出させる義務はありません

何のために退職届けが必要なのか?
を派遣会社に聞いてみて納得のいく理由であれば記入してもいいでしょう。
(もちろん記入しなくて結構です)

派遣会社の方針で必要だということであれば、
退職届けの用紙を派遣会社に用意してもらって
事実を書けばいいと思います。

既定の用紙がないようであれば、書き方は自由です。
見出しを「退職届け」と し、あとは事実を書きましょう。
日付、住所、氏名、認印を最後につければ完璧です。




時給アップのタイミング@

時給アップのタイミング@

時給アップに関して。
間違えてはいけないのが、
この時給アップ交渉を行なうタイミングです。

やみくもに交渉を行なってばかりいても、
派遣会社からは嫌われますし、
時期はずれな交渉を行なっても、
良い結果にはつながりません。

時給アップの交渉を行なう相手は、派遣会社ですからね。
間違えても、クライアントと交渉を行なわないように
注意してくださいね。

では、どのようなタイミングで交渉を行なえば良いか?

その前に1点!

当然のことですが、
派遣会社がスタッフの時給を上げる行為は、
自社の利益を減らす事です。
また、利益を保つ為にはクライアントと価格交渉を
行なわないといけません。
その為、今までどおりの時給でずっと働いてもらうことが
一番楽なのですから、わざわざ派遣会社の方から
時給アップについて話してくることは、そうそうありません。
必ず自分で時給を上げて欲しい旨を派遣会社に伝える事が、
時給アップの絶対条件です。

それでは時給アップのポイントです。

■ポイント
契約更新の時期が一番のポイント。
派遣では、1ヶ月とか、3ヶ月、半年づつで契約を結びますが、
契約期間を延期する際が一番大きな交渉ポイント。
ただ、1ヶ月や3ヶ月での交渉は未だ早すぎですので、
やめた方が良いかもしれません。
丁度良いのは半年、1年の更新時期が良いですね。
日本のように1年ごとの昇給に慣れてしまっている文化の中では、
いくら頑張ってもムリがあります。



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